どーもです。

連日紹介してきたヤマハのニューモデル「インプレスUD+2」シリーズですが、いよいよ今日紹介するアイアンがオオトリです。「2番手上の飛びを」ということから「+2」というネーミングかと思いますが、元祖ぶっ飛びアイアンの最新モデルがどのような進化をしたのか。その辺を確認できればと思いますので、早速いってみましょう!

まずは見た目から。

構造的にはいわゆるポケットキャビティです。ポケキャビの中でも、ディープアンダーカットカットキャビティと呼ばれる構造になっていました。

フェースはシャローですが、先代ほど長方形チックなシャローではなく、ごく一般的なアイアンの形状に変更されていました。その上でフェース裏面に0.3mmのリブを配置しているようです。「SPEED RIBFACE」と命名された新技術ですが、これによって実打点のたわみが大きくなり、初速アップを実現しているようです。

ソール幅は広く、いわゆるワイドソールモデルです。多少のダフリでも関係なく滑ってくれそうですね。

ネックはグース。先代よりもフェース下部のボリュームがアップしていて、より低深重心化を意識したモデルであることが、見た目からもうかがえます。

構えてみるとこんな感じ。若干ですが、先代よりもボッテリ感があったかな。ネック周辺の厚みが少しだけ気になってしまいました。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO ZELOS 7」Sフレックス装着モデルの#7。スペックはロフト角25度、ライ角61.25度、長さ37.75インチ、総重量378g、バランスD0。シャフトスペックは、重量77.5g、トルク2.6、先調子。

持ってみた感覚ですが、重量的には軽めです。グリップですが、ウッド系は太めに感じましたが、アイアンはそれに比べるとやや細めでした。スチールシャフトですが、このZELOSは軽量系ですよね。手でしならせてもしなるし、ワッグルしてみても、ヘッドは結構動きます。素振りした感覚も、軽いので振れちゃうのですが、ややヘッドが走るような動きも感じました。

実際に打ってみると、1発目こそやや厚めな当たりでしたが、それでもスカイトラック値195yをマーク。スピン量も3500rpm辺りで、「結構、厚めの当たりだったけど・・・!?」といった感じ。その後の2球は結構芯を食った感触で、200yをマーク。先代よりも若干飛んでいるイメージで、過去記事で確認すると平均して約5yほど飛距離が伸びていました。何よりスピン量が少なめです。単純比較を出来ませんが、先代試打時データ比はなんと約700rpm減っていました。この辺がさらなる飛びの要因かもそれませんが、やや曲がり幅が増えていたような印象も…。その辺はボクのスイングの問題かもしれませんけど!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.8m/s、初速53.1m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量3311.6rpm、サイドスピン-974.1rpm、飛距離198.9y
【ベスト】
HS40.0m/s、初速53.6m/s、打ち出し角15.3度、バックスピン量3295.9rpm、サイドスピン-1176.5rpm、飛距離200.7y

打感は弾き系。芯を食った時はソリッド系(ゴルフ体験主義のソリッド系は弾き感の中にも柔らかさが同居する打感)と書きたいところですが、やや弾き感が勝っているのかなという感じでした。まあ、ある意味どこに当たったかを意識しやすいモデルかもしれません。音ですが、パチンといかにも弾いている感じでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句なしの高弾道ですね。この辺は歴代の遺伝子をしっかり継承していますね。スピン量が減っているのが、クラブの進化なのか、ボクの打ち方に起因しているかの判断はできませんが、結果としてスピン量が減り、飛距離が伸びていました。

出球傾向は、ボク的にややアウトサイドインを意識したスイングで、軽いドロー系でした。つかまりがいいモデルで、この辺は先代同様だと思います。

振り感ですが、ヘッドの走り感があって、FW&UTよりもドライバーに近い感覚でした。スチールシャフトかつバランスも軽めのわりには、ダウンからインパクトでヘッドが走るイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40m/s辺りにオススメ。確実に言えることは、スピン量が減り飛距離が伸びていたということ。元祖ぶっ飛び系アイアンの進化は、さらなるぶっ飛びの実現でした。敢えて言うなら、UTの存在価値を消すほどの飛び方です。あっ、ボクにとってはですけど!! 「とにかく飛ばしたい!!」。そう考える全てのゴルファーは1度試してみる価値アリで、さすがに1日の長がありますね。

ふと思ったのですが、大型ヘッドと相性がいい「NSPRO950GH neo」のSフレックスを挿して、打ってみたいかも・・・

<ヤマハ「インプレスUD+2」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:【#5~PW】AM355【AW、AS、SW】SUS630
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフトNSPRO ZELOS 7」(S=77.5g/2.6/先調子)。カーボンシャフト「Air Speeder for Yamaha M421i」(SR=49g、R=47.5g/4.9//中調子)
■価格:スチール&カーボンシャフト装着モデル4本(#7~PW)セット10万5600円+税、単品(#5、#6、AW、AS、SW)各1本2万6400円+税。